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5.3 マシン起動時にXymonも起動させるには

RedHat系OS用です.ほかOSの場合はXYMONHOMEとかを変えてください.

5.3.1 Xymonサーバの自動起動

/etc/rc.d/init.d/に起動スクリプトを作ります.新規でxymonってファイル名にします.

# cd /etc/rc.d/init.d/
# vi hobbit
リスト 5.2 hobbit
#!/bin/sh
XYMONHOME=/home/xymon/server

case "$1" in
start | stop | restart )
    [ -x $XYMONHOME/xymon.sh ] && \
      su - hobbit -c "$XYMONHOME/xymon.sh $1" > /dev/null && \
      echo -n ' XymonServer'
    ;;
*)
        echo "Usage: `basename $0` {start|stop|restart}" >&2
        ;;
esac
exit 0
# chmod +x hobbit

で,

# cd ../rc3.d/
# pwd
/etc/rc.d/rc3.d

さっきつくったのにシンボリックリンク.86ってのはhttpdよりは後のほうが良いかなってくらいの根拠.

# ln -s ../init.d/hobbit S86hobbit

Xも入れているのなら,

# cd ../rc5.d/
# pwd
/etc/rc.d/rc5.d
# ln -s ../init.d/hobbit S86hobbit

ここまでで完成.リブートでもすると,Xymonも上がって来ます.

/etc/rc.d/init.d/hobbit start とかで実行すると,改行されちゃったりで表示が綺麗にいかないのですが,ひとまず動いたので良しとします.

5.3.2 Xymonクライアントプローブの自動起動

Xymonクライアントも自動で立ち上がってくるようにしないと,リブートとか起きたときに情報がひろえなくなります.

やることはXymonサーバとほぼ同じですが,起動スクリプトがrunclientになったりとか若干変わります.

/etc/rc.d/init.d/に起動スクリプトを作ります.新規でxymonclientとのファイル名にします.

# cd /etc/rc.d/init.d/
# vi xymonclient
リスト 5.3 xymonclient
#!/bin/sh
XYMONHOME=/home/xymon/client

case "$1" in
start | stop | restart )
    [ -x $XYMONHOME/runclient.sh ] && \
      su - hobbit -c "$XYMONHOME/runclient.sh $1" > /dev/null && \
      echo -n ' XymonClient'
    ;;
*)
        echo "Usage: `basename $0` {start|stop|restart}" >&2
        ;;
esac
exit 0
# chmod +x xymonclient

で,

# cd ../rc3.d/
# pwd
/etc/rc.d/rc3.d

さっきつくったのにシンボリックリンク.87ってのはhttpdよりもhobbitよりも後のほうが良いかなってくらいの根拠.

# ln -s ../init.d/xymonclient S87xymonclient

Xも入れているのなら,

# cd ../rc5.d/
# pwd
/etc/rc.d/rc5.d
# ln -s ../init.d/xymonclient S87xymonclient

ここまでで完成.リブートでもすると,Xymonクライアントプローブも上がって来ます.