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3.3 xymonnet

3.3.1 説明

xymonnetは,Xymon設定ファイルであるhosts.cfgに定義されたホストをネットワーク監視します. 通常はtasks.cfg(5)ファイルの記載にあるxymonlaunch(8)による間隔で起動されます.

xymonnetは,TCPベースのすべてのネットワークサービス監視(telnet, ftp, ssh, smtp, pop, imap...)を, たとえば,サービスのすべてbbdef.shのBBNETSVCSとしてリストされている場合に,行います. これらのテストのために,完全に新しく非常に高速なサービス監視が実装されました.

xymonnetは,imaps, pop3s, nntps, telnetsなどのSSLプロトコルも, もしbbgen(訳注:Xymon)の構築時にSSLサポートが有効であれば, ビルドインで対応しています. 監視サービスの一覧は,$BBHOME/etc/protocols.cfgのprotocols.cfg(5)ファイルに記載されています.

さらに,"dns"と"dig"は,DNSサーバを監視します.これはbb-network.shで行うのと同じです.

xymonetは"ntp"によるNTPサーバの監視も実装しています. 利用するには,NTPDATE環境変数を定義して,ntpdate(1)プログラムの場所を指定する必要があります.

注意:xymonnetは,"testip"タグかある場合か"--dns=ip"オプションが使われている場合を除いて, ホスト名に基づいて死活監視(ping)を実行します. そのため,死活テストの対象は,/etc/hostsファイルかDNSに記載されている必要があります.

3.3.2 全体オプション

--timeout=N

監視されるサービスのtimeout時間を決めます. TCPの監視(BBNETSVCSからの監視)で,サービスへの接続は,N秒以内で成功しない場合,サービスがダウンしていると報告されます. HTTP監視では,これはWebサーバへリクエストしてから処理されるまでのしきい値です (Webサーバへの接続に加えてリクエストへのレスポンスを処理するのに掛かる時間も必要です). デフォルト値:10秒

--conntimeout=N

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--cmdtimeout=N

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--concurrency=N

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--dns-timeout=N(デフォルト:30秒)

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--dns-max-all=N

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--dns=N[ip|only|standard]

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--no-ares

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--dnslog=ファイル名s

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--report[=カラム名]

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--test-untagged

特定のネットワークセグメントのホストのみを監視するBBLOCATION環境変数を利用するとき,xymonnetは"NET:x"タグを持っていないホストを無視します. このオプションを使うと,NET:タグのないホストも監視に含まれるようになり,NET:タグのあるホストもNET:タグのないホストもすべてのホストが監視されます.

--frequenttestlimit=N

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--timelimit=N

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--huge=N

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3.3.3 シンプルなTCPサービス監視のオプション

--checkresponse[=COLOR]

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--no-flags

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3.3.4 PING監視のオプション

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