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代表取締役越川年頭所感-株式会社スカイホビット

[2025/01/06(Mon)]

新年あけましておめでとうございます.

昨年,スカイホビットは設立16年を迎え,8月には祝賀会を開催することができました. 16周年という一見半端な数字ではありますが,IT業界においては16進数で一つの節目ともいえるため,お祝いの機会とさせていただきました. これもひとえに,ご支援いただいている企業様,そしてスカイホビットに携わってくださった全ての皆様のおかげと,深く感謝申し上げます.

昨年を振り返ると,まず第一に,継続して契約いただいているお客様に対し,安定的に技術を提供できました. IaC(コードを使ってインフラを管理する手法)を活用したクラウド構築を通じて,お客様の利益に貢献できたことを喜ばしく考えております.

また,技術書典への参加を通じて,ネットワーク監視に関する書籍を出版し,技術者コミュニティへの貢献を果たしましたことも,弊社の長年の目標であり,意義深い成果といえます.

研究開発中の囲碁AIは,参加した第16回UEC杯で見事Aリーグ入り,世界8位という成果を収めました. 永遠に成し得ないと考えていたAリーグ入りでしたが,望外の僥倖に恵まれました. AIを利用するだけでなく,作成し提供する側であり続けた成果に,「継続は力なり」を実感しております.

昨今のIT業界ではAIの急速な進化により,人々の働き方やシステム運用の在り方を変える状況となっています. AIを活用することで,システム構築や保守運用の効率が飛躍的に向上する一方で,「人間の存在意義」が問われる場面も増えてきています.

しかし,8年前にシンギュラリティを迎えた囲碁業界は,その後に人間がAIの活用方法を模索した結果,人間全体の棋力が向上し,囲碁の楽しみ方も多様化しました。 囲碁AIの歴史が示すように,シンギュラリティを迎えても,私たちはAIと人間が共存し協業することで,より高い品質と価値を創造できると考えます.

本年は,クラウド構築,システム運用保守,オープンソースへの貢献,そしてアプリケーション開発を通じて,より良い未来の実現に微力ながら挑戦してまいります. 引き続きご愛顧いただけますようよろしくお願い申し上げます.

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